引越し後には、色々な契約情報を新住所に更新する必要があります。
しかし、どうしても漏れが出てしまったり、伝え忘れていた旧友からの手紙などは、引越し前の旧住所に送られてしまいます。
何もしないでいると、送り主に返送されてしまいますが、郵便局に転居届を出しておけば、1年間無料で旧住所宛ての郵便物を新住所に転送してくれます。
1年間無料の後は有料になるのか?と思うかもしれませんが、1年後、再度転居届を提出する事で、また1年間無料で更新されます。
この転居届ですが、「市区町村役所に提出する転居届」とは別の物ですので注意してください。
郵便局の転居届の手続き方法と提出場所
転居届は、全国の郵便局窓口で手続きする事が出来ます。
その際に必要となる書類ですが、
- 本人確認が出来る運転免許証、各種健康保険証など
- 転居者の旧住所が確認出来る運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなど
上記の物が必要となります。
転居届の用紙は、全国の事業所で配布しており、インターネット上で印刷して利用する事は出来ません。
時間が取れずに郵便局に行けない場合
郵便局の窓口は17時までの所も多く、仕事の都合で行く時間が取れない方もいると思います。
転居届は郵送で提出する事も可能なのですが、上述した通り、用紙を事業所まで取りに行く必要があります。
しかし、もうひとつだけ方法があって、それがインターネットでの手続きです。
スマートフォンやパソコンから必要事項を記入するだけの簡単操作で、申込も24時間いつでも行う事が出来ます。
詳しくは「e転居-郵便局」をご覧ください。
こちらを利用すれば、時間がなかなか取れない忙しい方でも提出する事が出来ますね。
転居届について分からない事や詳細を知りたい場合は、郵便局公式サイトをご覧ください。
転居届受付後、事実確認が行われる
転居届を提出しただけで、すぐに郵便物が転送される訳ではありません。
もちろん、提出時に本人確認は行うのですが、万が一の事もありますので、以下の様な方法で事実確認が行われます。
- 日本郵便株式会社社員による現地訪問
- 旧住所への確認書の送付
転居届の受付後、速やかに上記の方法で事実確認が行われ、確認が取れ次第転送が始まります。
若干の時間差がある為、大事な書類が郵送される事を予め知っている場合は、新住所を自ら伝えておくのが良いでしょう。