引越しの際に退去日と入居日のタイミングがずれたり、自宅のリフォームなど、荷物を一時的に預かって欲しいという場面は多々あります。
そんな時に利用したいのが、「荷物の一時保管サービス」です。
このサービスを提供しているのは、「引越し業者」と「レンタルトランクルーム専門会社」のどちらかになります。
料金やサービスの特徴を比較した上で、自分に合った業者を選択しましょう。
引越し業者の荷物の一時保管サービスの場合
引越し業者の荷物の一時保管サービスは、大手中小関わらず、多くの業者が対応しています。
引越し業者のサービスの特徴は、とにかく手間いらずだが、意外と制約が多いです。
引越し業者の荷物の一時保管サービスは、基本的にオプション料金となっていますので、預ける荷物の量や引越し先への距離などによって変動してきます。
具体的なオプション料金を公表している引越し業者はありませんが、料金はレンタルトランクルーム専門会社と比べても大きな差はありません。
荷物は荷造りが住んだ時点で、引越し業者が仮住居か保管倉庫まで輸送してくれて、新居に荷物が移せるようになった時点で荷物を運搬してくれます。
基本的に手続き後は自分自身でやる事がないので手間いらずなのですが、保管期間が短く、頻繁に荷物の出し入れをするのには適していません。
後述するレンタルトランクルーム専門会社の場合、トランクルームの鍵を渡されるので、新たに荷物を追加したい場合など、自分の都合で荷物の出し入れが出来ます。
しかし、引越し業者のトランクルームは自社倉庫への保管となるので、セキュリティ面もしっかりした大規模設備となり、頻繁な荷物の出し入れには適していません。
途中で荷物の出し入れをしたい場合、別途料金を取られる事がほとんどとなります。
荷物を短期間預けて、途中で荷物の出し入れをする事が無い場合におすすめです。
レンタルトランクルーム専門会社の場合
レンタルトランクルーム専門会社は、物置として使用されるケースが多いですが、引越し荷物の一時保管として使用される事もあります。
屋内型と屋外型があり、屋内型の方がセキュリティ面や温度・湿度などがしっかり管理されています。
レンタルトランクルーム専門会社の場合、荷物の出し入れが自由に出来るが、荷物の搬入・搬出を自分自身で行う必要があります。
料金面は最初に事務手数料が掛かってしまいますが、引越し業者と比べてもほぼ差はありません。
旧家、新居の近くにレンタルトランクルームがある場合は、そちらを利用するのも手ではないでしょうか。