引越しの準備の際に必ず作っておいた方が良いものが「荷物リスト」です。
「荷物リスト?どういう事?」と思う方もいるかもしれませんが、大きな家電製品をどうやって運ぶのか?どの荷物をどのダンボールに詰めたのか?などを記録したチェックリストを作成しておくべきという事です。
「引越し準備はただでさえ面倒なのに、そんなチェックリスト作ってられないよ!」と言いたい気持ちは分かりますが、この荷物リストはあって助かるどころか、ないと困ってしまう可能性もあるレベルなんです。
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荷造りを効率良く期限内に終わらせる為に必要
引越しの荷造りって本当に大変だという事は少し考えれば分かると思うのですが、事実、引越し当日になっても荷造りが終わらずに、業者が到着して困らせてしまうというケースも多々あるくらいなんです。
参考:引越しの準備・荷造りが間に合わない!どうしたら良い?
そんな引越しの荷造りを効率良く期限内に終わらせる為に、荷物リストはあるとかなり助かります。
各部屋の荷造りをどの期限までに終わらせるかが一目で分かる
引越しの荷造りが何故終わらないのかと言うと、引越し前日まではその家で普通に生活を続けるからです。
普通に生活を続けるからこそ、「まだあの食器類は使うかもしれないし・・・」となり、荷造りが進みません。
そんな時に荷物リストを各部屋毎に作成していけば、荷物全体の把握が出来るのでいつまでにどの荷物を詰めれば良いのかが分かりますし、最悪またその荷物が必要になった場合はどのダンボールを開ければ良いのかが目で見て分かる状態を作り出せるのです。
荷解きもかなりスムーズに進む
基本的に荷物は全てダンボールに梱包してしまいますので、一目見た状態ではそのダンボールに何の荷物が入っているのかが分かりません。
その状態のダンボールを新居のリビングに並べてしまうと、ダンボールを開ける毎にその荷物が必要な部屋に運んでいかなければならないので非常に非効率です。
しかし、事前の荷物リストを作成する際に、新居のどの部屋にこの荷物が必要なのか?を確認しておけば、引越し業者の人にも「このダンボールはこの部屋に運んでください」と指示する事も出来ますし、それが出来れば荷解きはかなり効率的に進める事が出来ます。
荷造りと同様に荷解きもエネルギーを消耗しますので、そこは出来る限り効率的に進められるように、荷物リストの作成はしておくべきでしょう。
荷物の紛失を防ぐ事が出来る
引越し業者に依頼しても、自分自身の力で引越ししたとしても、当日荷物が紛失してしまった(勘違い含め)という問題はかなり頻繁に起こります。
荷物が紛失してしまったのかどうかは当日ではなく、引越し後の生活に慣れてきた後に「あれ?あの荷物どこいった?」と思い出すケースも非常に多いです。
そんな時に荷物リストがあるとないとでは大きな差があり、そもそも荷物リストがなければ確認のしようがありません。
貴重品はもちろんの事、大事な思い出となる品がなくなってしまうという悲しい思いもしなくて済むように、荷物リストを作成して損はありません。
荷物リストの作成手順
人それぞれ荷物リストは自分の分かりやすいように工夫して作って頂ければと思いますが、ここでは私の荷物リストの作成手順を紹介します。
まず各部屋毎に1枚の荷物リストを作ります
まず、新居の各部屋毎に1枚の荷物リストを作りましょう。
荷物リストの1番上には部屋名をタイトルとして付けます。
例えば部屋名(タイトル)は、
- リビング
- 寝室
- 台所
- 子供部屋
などなど。
その下に、ダンボールに付ける番号を書き、どんな荷物を入れているのかを書いていきます。
これはあくまで例ですが、左側に番号を書き、右側に荷物の内容を書いていきます。
ダンボール箱の横側に左側の番号、例えば「寝室1」と書いておく事で、荷物リストをチェックしてすぐに出したい荷物の入っているダンボール箱を見つける事が出来るようになります。
大きな荷物のチェックリストも作っておく
例えばですが、冷蔵庫やベッドなどの大きな荷物は梱包せずに、業者に運んでもらうか処分するかのどちらかになります。
そういった大きな荷物専用のチェックリストも作っておくと便利です。
チェックリストではなく紙や付箋に
- 処分するのか業者に運んでもらうのか
- 処分日(業者に引き取ってもらう日)
上記を書いて貼っておく方法もありです。