引越しをする時期で一番多いのが、新生活を始める3,4月辺りですが、何かと出費がかさむ季節でもあります。
引越し料金や新しい家具や電化製品、そして進学資金なども重なってくると、経済的にはなかなか厳しいですよね。
そんな時に、「引越しの料金を何とか節約出来ないかな?」と考える人は多いと思います。
そこで今回は、引越し料金を出来るだけ安くしたい場合、どんな方法があるか?を紹介します。
目次
複数の引越し業者に見積もりを取って最安の業者を探す
引越しを自力でやる場合を除いて、基本的には引越し業者に依頼する形になると思いますが、ネームバリューのある大手引越し業者にすぐにお願いしてはいけません。
もはや当たり前になっていますが、引越し業者を決める際は、「引越し業者の一括見積もり」で、複数の業者で見積もりを取り、その中で一番料金面や条件が合う業者にお願いするべきなのです。
「引越し侍」では、インターネット上で簡単に複数の業者から一括で見積もりを取る事ができ、時間も2~3分で分かるので、まずは自分の条件に合う業者がいるかどうかを探してみましょう。
もちろん、見積もりを取るだけならお金は掛かりませんので安心してください。
引越しの一括見積もりで安くて良い業者を見つけるコツ
「引越し業者の一括見積もり」を実際に利用してみれば分かりますが、全国数百社の中から一括で見積もりを取る事ができ、各社が提示してくる料金には結構差があります。
2~3万円の差は結構ざらなのですが、そうなってくると、どの業者にお願いしたら良いのかが分からなくなってしまいますよね。
当たり前の事ではありますが、大手業者の方が料金は高くなりますし、中小企業の方が比較的安い料金で請け負ってくれます。
大手業者の場合、料金が高い分、社員教育や研修がしっかりとしている為、安心してお願いする事が出来るという利点はあります。
しかしながら、中小企業の中にもしっかりしている業者は沢山あります。
その中で、安くて良い業者を見つけるコツですが、第一に「見積書がしっかり作られているかどうか」を確認してください。
引越し料金をは、引越しする距離による交通費、引越し時期による割増料金、荷物の量によっての必要な人件費、そしてオプションサービスによって決められています。
最初に提示した金額から値引きをする際には、ここから何かを削る必要がある訳ですが、その点を不明瞭にしている業者には注意が必要です。
例えば、「梱包用の段ボールを自分達で用意してくれるのであれば、もう少し料金は安くする事が出来る」など、安くなる理由を説明出来る業者は信頼しても大丈夫でしょう。
一括見積もりを取った後に、更に2~3社に絞る
一括で見積もりを取った後に、自分の条件に合った引越し業者を2~3社にまで絞ってください。
そこからは、更にその業者同士で引越し料金を競わせて安くしましょう。
もちろん、直接話し合ってもらう訳にはいきませんので、「A社はいくらでやって頂けるみたいですが、いかがでしょうか」と聞いてみると、「それでしたらうちはこれくらいの金額までは下げる事が出来ます」と返ってくる事も。
これを何回も繰り返すのは面倒な作業ではありますが、自分の一番良い条件で出来る引越し業者を探す為には仕方がないでしょう。
このやり方は多くの人がやっていますので、業者側に嫌な印象を与える事はありませんので、安心してください。
安すぎる業者は避けた方が良い
引越しは単身引越しか家族引越しか、短距離なのか長距離なのかによって料金に差が出てきますが、そうは言ってもある程度の料金相場があります。
参考:引越し料金の相場は単身と家族引越しそれぞれどれくらい?
この料金相場から見て、明らかに料金が安すぎる業者は避けた方が無難でしょう。
「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、こういった業者の場合、人件費削減の為に作業員を少なめにした上で、薄給で働かせているかもしれません。
その場合だと作業員不足になるので、長時間労働を強いられている可能性だってあります。
「荷物や家具が壊れたり紛失してしまっても構わない」という人なら問題はありませんが、荷物の量が多く長距離の引越しの場合は大手業者に依頼するのが良いでしょう。
引越し業者に頼まずに自分で引越しする
引越し料金を安く抑える為の方法として、多くの方が実践するのが「自分で引越しする」事です。
しかし、結論から言ってしまうと、自分で引越しするのは止めた方が良いです。
詳しくは、「引越し業者に頼まずに自分で引越しする時の注意点」でも書いていますが、物が壊れた時の保証や労力、時間などを考えると、最初からプロに頼んでおけば良かったと後悔する人が多いからです。
費用を節約したいという気持ちで自分で引越しする事を選んだのに、最終的には業者に依頼するよりもお金が掛かってしまったというケースもありますので、やるのであればしっかりと計画を立てた上で決めなければなりません。