旧家で使っていた家財や電化製品を新居で使う為には、旧家から外に運び出さなくてはなりませんし、新居の中に運び入れなければなりません。
何を当たり前の事を言ってるんだと思うかもしれませんが、実は引越し時にこの当たり前の事で悩まされる可能性があるのです。
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今まで使っていたベッドや冷蔵庫が部屋から出せない!
今まで使っていたベッドや冷蔵庫は、一度その部屋に入れられた訳ですから、廊下やドアを通るはずなのに、何故だか通らない!なんて事は結構良くある事なんです。
なんでそんな事が起こるの?と思うかもしれませんが、実は、引越しの際に玄関や廊下を通らないベッドや冷蔵庫などは、ベランダの窓から入れる場合があります。
2階以上の部屋の場合はクレーンで吊り上げて搬入するので、入居の際にそうやって搬入された家財は、退去の際も同じようにベランダから搬出しなければなりません。
ベッドなどの家財の場合、クレーンではなくパーツ毎に運び入れて部屋の中で組み立てる場合もありますが、木材用の接着剤などを使っている場合などもあり、分解して運び出すのが難しい場合もあるので、そのままの状態を保ちつつ運び出したい場合はクレーンを使うのが一般的です。
新居の部屋に入れる際も同じ様な事が起こる!
運び出す際に起こる事ですので、当然新居の部屋に運び入れる際も同様な事が起こります。
新しい家財や電化製品を購入する際は当然寸法を測った上で購入するとは思いますが、何故か寸法を測ったのにも関わらず部屋に入らないという事も良く起こります。
素人感覚の寸法ですので、測り間違いだったり勘違いしてしまう可能性もありますからね。
旧家からそのまま持ってきた物なら、その場で処分だったりリサイクルショップに持っていくなどの行動は取れますが、新品で家財や電化製品を購入する場合は注意が必要です。
キャンセル時にかかる費用を事前に確認しておく
ホント良くある事なので、新居に引越した後に家財や冷蔵庫などを買いに行くと思うのですが、最悪家に入らなかった場合、キャンセル料の負担がどれくらいなのかは事前に確認しておいてください。
通常大きめの家財や冷蔵庫をキャンセルする場合、
- 搬送料
- キャンセル料(2~3割)
- 返送料
の費用がかかってきます。(もちろんキャンセル料が取られるかどうかは購入店によります)
通常はしっかりと寸法を取ってから購入するので、家に入らないというケースはあまりないのですが、中には寸法を取らずに購入してしまう人もいらっしゃいます。
万が一の事を考えて、購入前に「もしも部屋に入らずにキャンセルになった場合、どれくらいの費用がかかりますか?」と聞いておけば、余計なトラブルも起きずに済みます。
寸法も取らずに搬送させておいて、部屋に入らないからキャンセルで、搬送料と返送料がかかる事に文句を言う人もいらっしゃいますから、事前にしっかりと確認しておいてください。
クレーン車を使う場合どれくらい費用がかかる?
家財や電化製品を旧家から運ぶ、もしくは新品で購入した場合に、どう考えても玄関や廊下を通らない場合、事前にクレーンの用意をしておいた方が良いでしょう。
クレーンの用意と費用ですが、引越し業者の中に自社でクレーン車を保有している場合もあるのですが、殆どの場合が提携業者に委託します。
その場合、仲介手数料が取られてしまいますので、自分でクレーン業者に依頼しておくほうが安上がりに済む場合が多いです。
例えばですが、「ヤマトホームコンビニエンス」の場合、家具の吊り上げ(2Fまで))の場合10,000円からやっていますが、クレーン吊り上げになると「別途ご相談」となっています。
では、クレーン業者はどこで依頼するのが良いのでしょうか?
株式会社ユーニック
対応地域が関西、関東と限定されてしまいますが、対応エリアにお住まいの方の場合は株式会社ユーニックがおすすめです。
料金一覧もかなり分かりやすく、運搬距離や階数に応じて設定されていますので、想像以上の金額が取られる事もありません。
基本的には4階までの吊り上げまでとなっていますが、5階以上の場合も現地調査の上確認が取れれば対応可能ですので、まずはお問い合わせしてみてください。