引越し時には業者に見積もりを取りますが、当然の事ながら、繁忙期は料金が高くなりますし、閑散期では料金が安くなります。
ここでは、引越しの繁忙期と閑散期の具体的な時期、それぞれの引越し料金の差について解説していきます。
目次
引越しが集中する繁忙期
1年を通して最も引越しが集中するのは、就職や入学など、新生活が始まる3~4月ですが、それ以外にも引越しニーズが高まる時期があります。
時期 | 引越しニーズが高まる理由 |
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3月上旬~4月上旬 | 就職や入学など、新生活が始まる時期。2月下旬に大学の合格発表があるが、その後に引越しの申し込みが殺到する。 |
7月下旬~8月上旬 | 子供や会社の長期休暇に合わせて引越しする家庭が多い時期。単身引越しは少ないが、家族での引越しが多いので、引越し業者も忙しい時期。 |
12月下旬 | 年末の休みに合わせて引越しする家庭が多い時期。ただし、降雪量の多い地域ではこの時期の引越しは少ない。 |
基本的には、長期的な休みが取れる時期に引越しが殺到しやすい事が分かります。
その考えの延長として、平日よりも週末や土日の方が引越しする人が多い為、引越し料金も高くなります。
引越し料金を少しでも安くしたい場合は、平日に引越しする事をおすすめします。
引越しニーズが低くなる閑散期
上で紹介している引越し繁忙期以外は閑散期と考えてしまって大丈夫です。
一年中引越しをする人はある程度いますが、社会人や学生は基本的に年度の途中で引越しをしません。
その中でも特に引越しが少なくなるのが、梅雨の時期と年末を除いた冬の時期です。
その時期には長期休暇がありませんし、天候の問題が気になるという面もあります。
繁忙期と閑散期で引越し料金にどれくらいの差が出る?
一番気になるのが引越し料金だと思いますが、繁忙期と閑散期では2倍以上の料金の差が出る業者もあります。
そもそも3~4月は予約が取れない程殺到してしまうので、どれだけ高い料金にしても契約はどんどん取れてしまうのです。
引越し料金を安くしたい場合は、引越しの繁忙期は避けたい所ですが、どうしても繁忙期に引越しをしなければならないという人もいますよね。
引越し繁忙期の料金を少しでも安くしたい場合は、とにかく早い内から予約する
3~4月は予約が殺到するとは言っていますが、解説してる通り、2月下旬頃から予約が増えてきます。
しかし、それよりも前から引越しする事が分かっている場合、出来る限り早い内に予約しておく事で、引越し料金を安く出来る可能性があります。
引越し業者の立場から考えても、予定は早い内から少しずつ埋めていきたいので、値段の交渉がしやすいという面があるのです。
繁忙期はアルバイト作業員が増えるという事も頭に入れておく
引越しの繁忙期は、学生の長期休暇と重なるのですが、引越し作業員のアルバイトに応募してくる学生が増える時期でもあります。
つまり短期アルバイトが増えるという事になるのですが、言い換えれば、経験が少ない作業員が増える時期という事にもなります。
その時期に引越しをするのは仕方がないケースが多いのですが、閑散期よりも高いお金を払って、経験の少ない作業員に引越しをお願いするのって、なんだか損な気がしませんか?
料金が安い上に、経験豊富な社員だけで構成されている可能性の高い閑散期に引越し出来るのが一番おすすめではあります。